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にゃ。こんばんは。
久しぶりのブログ更新です。今日は珍しくSSについて語ります。
◆『手翰』について。(※←最近サイトに上げた大正メビウスライン二次創作SSです。以下ネタバレます。)◆
やー。このお話はあんまり人気ないですかねぇ。
いやいや当サイトに来てくださる方は、大抵そんな長くないのは我慢して続きを読んでくださってるようで、毎度有り難い限りなのですが、これは1話目見て終わりとか、2話目でやーめたとか、そんな感じな感じがする・・・ページビュー数的に・・・
あれかな、暗いからかな。旧仮名遣いで読みづらいのはそこまで問題じゃない気がするんだけど・・・
うーん。暗いのはあるかも。暗く悲しいテンションで何話か続くのはあまり書いたことなかったかもですね。
三話目のコメントにも書いたのですが、のらくろ、ってご存知ですか??
今日び60代でも知らない方はいらっしゃるから(作者の地元でも)、聞いたことない方多いかもしれませんね。
簡単に説明すると、のら犬が持ち前の器用さと真面目さで頑張って軍隊で昇進するという、戦前の”ギャグ漫画”です。
キケン思想的なアレなんじゃないかとお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、いたって平和なギャグ漫画です。基本、笑いを取りに行くお話です。
そりゃあ、今あのまんま出版しちゃあまずいでしょう的な表現もあります。ですが、あくまで戦前の出版物だと思えば大したことないです。初期の鬼太郎読んでる感じです。
では現代っ子の管理人がのらくろを知ってたのはなぜか。
なんか新聞とかで「懐かしの名作!」とか紹介されたのを昔に読んだことがあったのと、道徳の教科書に載っていた物語に、戦時中くらいかな?の小学生男子がお姉ちゃんのお下がりランドセル(赤)にのらくろのアップリケ付きの黒いカバーをかけてもらって使った、というくだりがあったので知ってたのです(昔は男子が黒、女子が赤が定番だったのですよ)。
脱線脱線。
『のらくろ少尉』収録の『鬼少尉』の序盤で、たくさんのお手紙が猛犬聯隊(のらくろが所属する隊)に届くというくだりがあるのです。部下のデカ上等兵は家族がたくさんいるので、兄とか妹とかからもお手紙が届く。のらくろは捨て犬ですから、当然家族からのお手紙など届かない。で、しょんぼりしてひとりで火鉢を突いて涙がちょちょぎれる、というシーンです。後半は手紙のことなんか忘れたように熊に突撃して大活躍の上、同僚少尉と一緒に昇進するというぶっ飛んだお話なんですが。
で、お手紙が届く、ということから妄想がふわわ〜〜んと膨らみ、京一郎さんは実家と縁を切ったというくらいだから、自分からは手紙も書かないのだろうけれど、こんなに良い子に育てた両親と妹が、そんなくらいで縁を切ったと思うかよ、と管理人は考えたわけであります。
管理人はまだ親の立場になったことはありませんが、期待するような進路を選べなかったから、育てられてきたような形で世の中に貢献はできないから、と言って子の方から繋がりを断ったつもりでも、親や妹の方はきっと、京一郎さんの想いを、どうにかして感じ取ろうとしてくれているに違いないと思うわけです。
それで、手紙の中身はたとえば、桃木村でも桜が咲きました、とか、櫻子は女学校へ進学します、とか、当たり障りのないことばかり書かれているのだと思うけれど、絶対、京一郎さんや京一郎さんの傍にいる千家さんの心身を案じているに違いないと、そう思うわけなのです。そのくらい懐の深い両親であるだろうなと思います。
だけど京一郎さんは、千家さんの横に立つために、ブレたくないから絶対読まない。どころかぐしゃぐしゃにしてぽいっとしちゃう。
それを見た千家さんはきっと、それはいけない、と思うのだと、管理人は思うのです。
だから、そっと黙って手紙をしまっている。
そういうお話を描きたかったのでした。
伊織さんって、弟属性だし我が儘だし身勝手だけど、京一郎よりは10年長く生きている分、やっぱりずっと大人だと思うのです。
京一郎さんが泣いちゃったりすることも見越して、我が儘で勝手なまま、こんな風にするんじゃないかなぁと。
京一郎さん的にはすんげーむかつくし、ふざけんなよまじホビロン!(懐)とか思いますけど。
うは。
たったあれだけのssなんですが、語ろうとするとこれじゃ収まり切りませんな。この3倍超くらい言いたいことがある。興味ないよね。そうよね。分かってる♪
まぁ管理人はこんなこと考えながら日々妄想しておりますです。
今回、旧仮名遣いなのは当然、のらくろに敬意を表して。
仮名遣いの参考は勉強のためのサイトと、大正7年刊行の『婦人世界』9月号だったっけかな。これまた面白いんですよ〜〜・・・って、また別の記事で語りたいと思います。大正時代の日本にはキッスとかいう言葉、普通にあるようですw
もし『手翰』に興味を持たれた方は、↓のバナーからどうぞ。サイトトップへ飛びます。
やー。自分のブログだからサイトの宣伝するのも全然無問題なはずなんだけど、なんか折角記事読んでくれてる方に押し付けてるんじゃないかとか気になってしまう。
ツイッターだとフォローしてくださる方(フォロワーと呼ぶのが恐れ多くてできない)のTLに強制的に流れちゃうのが迷惑じゃないか気になって、更新を呟く時はホントに小声のつもりで呟いている次第であります。
あ、あと最近はね、今更ながらユーリ!にはまって相方氏のamazon prime videoの世話になりまくってます。スゴクおいしい。大変おいしい。ヴィクトルとは結婚してもらいたい。最終話はまだ見れてません。wifi電波が悪くて。ユリオもかわいい。
あれ見てるとまたピアノの発表会とかに挑戦してもいいかな、って気になってくる。23歳過ぎの挑戦って、なんか勇気をくれますね。
管理人は『ボールルームへようこそ』もかなり好きなんですが(アニメ化するんですか?)、高校生が主人公のボールルーム〜では描けない何とも言えないジワジワ感(歳だからね)と、何とも言えないBL的期待感をうまいことくすぐってくれる大変な作品ですな。ユーリは。実にけしからん!
ミサキさま>
先日に引き続きコメントありがとうございます!!!
拍手のお話もお楽しみいただけたようでうれしい限りです(*>v<*)
帝都備忘録、VITA版ではお色気シーンは大幅カットだとは思われますが(pc版はがっつりエロです)、追加エピソードにとても期待するところです。ぜひとも旦那様を説得してご堪能くださいませ!!!また特典CDもつくでしょうから、楽しみですね〜〜♪♪
JUGEMテーマ:二次創作全般
年末にサイトを更新できないうちに年が明けてしまいました。
明けましておめでとうございます。いつも遊びにいらしてくださる皆さま、心よりお礼申し上げます。
今年もなんとかサイト運営続けていきたいと思っとります。生温かい目でお見守りいただけましたら嬉しいです。(^o^)/
昨年の反省: 全く余裕がなかった。
今年の抱負: 余裕をもって楽しく過ごす。
年末にノルウェーのピアニストの演奏をテレビで見て、久しぶりにクラシックに感動しました。
またピアノ弾きたくなってきたので、ちょこちょこ”弾いてみた”もまた増やしていきたいなーと思ったり。
あと、もっと文章と絵、うまくなりたいです。
・・・練習あるのみですな。
というわけで、今年もどうぞよろしくお願いいたします!!!!!<(_ _)>
JUGEMテーマ:ラクガキ
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